魚をつくる②-尾びれ-

経過。完成度10~20%ぐらい。

 

尾びれをつくる。

尾びれができれば、ほかのひれも同じ要領ですぐに作っていけそうである(背びれはなんかトゲトゲしているので同じようにつくれるかすこし怪しい…)。

 

尾びれの外形をつくる

外形を2Dで描くにあたって、いくつか方法を試した。

前にも書いたが、ベジェとかやや複雑なツールを使ってデザインのたたき台は作りづらい。作りづらいというより、はっきり言うと無理である。ラフはやはりフリーなペン描きにかぎる。

写真を参考にペンで外形のラフを描いてから、ベジェ曲線で外形を清書した。

 

ベジェはたくさん種類があるが、基本使いこなすのが難しいと思う。

まだ全部試せていないが、クリスタのベジェの「スプライン」がそこそこよさげだったのでそれで描いた。

 

筋をつくる

筋を再現するためのディスプレイスメント用のテクスチャを作成する。

この画像は太い線と細い線をベジェで引いて、ガウスぼかしをかけ、筋の終端らへんを白くスプレーで塗ったものである。

 

 

 

調整

外形があまりに綺麗だとなんか違うので、以下のように手を加えた。

 

ここまでの振り返り

ここまでの状態ではまだ完成度10~20%ぐらいである。

まだ色もついていないし、クリアコートもついていないし、なにより立体モデルではなく、ただの平面である(ひれの厚みがないし片面だけ)。

また筋ややったところ全部リファインする可能性もある。

 

一つ発見があった。

最近まで3Dのテクスチャリングは3Dペイントツールが必須と思っていた。

物によりそれは事実だと思うが、2Dツールが必要な場合もある。

というか、2Dが基本である(と思う)。3Dペイントは発展形であり、本来は非常にテクニカルなツールだと私は思う。いまや標準的なツールとみなされているが。