ロングブーツをモデリングした②-ローポリ版-

前回、エッジが多くなりすぎて制御できなくなったので、実験製作としてローポリで作ってみた(画像の右は左のローポリモデルをソリッド化→サブディビをかけたもの)。

ローポリで作るのは、デッサンで言うとアタリをつけるのに似ているのかもしれない(絵画技法には詳しくないが)。「形状を特徴づけるのものはなにか」を単純で大きな板ポリを張り付けていくことで探ることができる。だからローポリ製作は実物と似ても似つかない変なまがい物を作っているというより、それなりに美術的技法であると言えるのではないか。知らんけど。

とは言っても、モデルそのものの完成度で言うとたんに「三次元的にはまあこんな感じのアタリなのかなぁ?」ぐらいの感想が得られただけで、完成イメージとは程遠い。

左のモデルはプレステ1時代なら上等、右は(実物の形状の再現度でいうと)プレステ2時代ならまあいいんじゃないかといった感じではないか。私だけ2022年10月に本当の意味でPS1,2の時代にタイムスリップしているのである。