Blenderはこのチュートリアルがなければ無理
※Blenderの用途は人によっては違うと思うので今回の記事は私の認識内での極論であることをご了承いただきたい。
Blenderを学び始めてからずっと違和感があった。
どの解説サイトを見ても、どの解説動画を見てもなんかしっくりこない。
知りたいことが抜け落ちている感じ。
Artstationなどで投稿されている作品レベルとあまりにギャップのある解説。
「Master Car Creation in Blender」をやってその意味がわかった。
「Master Car Creation in Blender」はBlenderをやるうえで必須の知識である。基礎的な知識である。
その証拠にこのチュートリアルをやったあとは各モディファイヤーの存在意義がしっくりきて、それぞれが有機的に結びついていることがわかる。
(※この記事はステマでも宣伝でもないので、「Master Car Creation in Blender」と同等の技術が身につくものなら他の教材でもなんでもいい)
これらの知識なしに自由にblenderを扱いたいと思っても、不具合が頻発して無理である。これらの知識がない場合のBlenderはステアリングがぶっ壊れた車と同じである。
また自力でこれらのレベルに達するには毎日blenderに掛かり切りで10年以上は必要であろうと思う。
不思議なのはなぜだれも「blenderをやるなら最初に『Master Car Creation in Blender』をやれ」と言ってくれないのか?
※繰り返すがMaster Car~と同等レベルの教材なら何でもいい
なんかすっごい不思議だ。なぜ表面をなぞるだけの解説が量産されているのだろう。なぜ一言「この教材(Master Car~)やるといいよ」と言ってくれないのだろう?Why?どうして?なぜ?
結論はない。ただ不思議なだけである。いつかこの理由がわかるだろうか。
自動車モデリングとの格闘⑤-ストレスなく作業するには-
チュートリアル「Master Car Creation in Blender」をやった記録。
現在2~3チャプター目のタイヤを製作中(やるチャプターは重要そうなところからつまみ食い)。
前回記事の通り、このチュートリアルは作業負荷がめちゃくちゃ重くてヤバし。動画だけで30時間分ある。実作業はその3~10倍はかかると思われる。
なるべく効率よく、ストレスがないようにこなす方法を見つけることが必須である。
しかし結局のところ、何度も塗りなおして(=繰り返しフルスクラッチで作り直して)、意図や機能をちゃんと理解するという正攻法以外にない。
そこでそれをどうやったら効率よく、ストレスなくできるかについて考えた。
今考えているのは、塗りなおし過程で大きな機能→細かい作業と順にやっていく作戦である。
つまり最初はモディファイヤーの使い方など大きな操作のみに注目して作業し、メッシュ調整や作成は無視するのである。大きな機能が確認できたらメッシュ調整など細かい作業に移っていく。
これで超速作業ができるのではないかと期待。なんか当たり前の方法の気もするが…。
塗り一回目
自動車モデリングとの格闘④
教材「Master Car Creation in Blender」に取り組んだ記録。
ワイパーをフルスクラッチで作り直す。たぶん6~7回目ぐらい。
完成度90%ぐらい。まだ
・アームとブレードの結合部の穴のあけ方
・第二アームにベベルがかけられない原因
がよくわかっていない。さらに言うとブレード形状はリファレンス図がないと正確に再現できない。しかし手ごたえを感じる程度には自分で作れるようになってきた。
☆今回の塗りなおしで理解できたTips☆
・ミラーモディファイヤーは本当に原点からもう半分を作るという機能なので、境界部分のメッシュが閉じている場合、削除しなければ求めるモデルは得られない(このチュートリアルだとブレード部)。
・スケールsをするときshift+YでY軸の縮尺だけロックして拡縮できる。ぽろっと紹介されているが必須の機能(もちろんX~Zも同様)。
・ラティスへペアレント設定するとき、ラティス変形と普通のペアレントの両方を設定できる。後者はただ位置関係を拘束したいとき。
このチュートリアルを攻略する方法としては、単純に何度も塗りなおしするしかなさそうだ。めんどっちい要素を見つけて、それを狙い撃ちするように最小の作り直しで何度も塗りなおしすると多少効率が良いかもしれない。
機能やモディファイヤーの意図がいまいち分からない状況があって、なんか取り残された気分になる。たとえばミラーモディファイヤーの「既存モデルに接続して本当に鏡面モデルを作成するんだぞ」という設計意図など(鏡面モデルをつくることは最初からわかっているが、境界の形状を把握して、それに接続するという仕様を理解するのに時間がかかった)。こういう設計意図も最終的にはカバーできるといいのだけど。
☆これからやること☆
・作成中はパーツのプロポーションを意識
・3Dは触らないと確実にすぐに忘れるので備忘録のつけ方を考える
・表示切替などショートカットの整備
☆ストレスなく作業するには☆
・やることはただ何度も塗りなおしするだけ。だから途中の不備はあまり気にしない。
・集中力がどうしたって必要なので、Youtubeなどの動画を並行して見ない。ブラウザは閉じて作業。
・作りたいものは技術が足りてなくても並行して作ってしまう。そのためにこのチュートリアルは存在している。この技術はたしかに習得難易度は高いが、公開されている以上この技術自体にもはや優位性はない。意味がない。今日日、高品質な車のモデルを作ってもだれもなにも思わない(CG関連の一部の人たちを除く)。「そういうもんなんでしょ?」と思うだけ。別のことに利用して初めて意味があるのだと思う。
・ブログに苦労を書きまくる。書いてないとやってられない。
自動車モデリングとの格闘記録③
自動車モデリングのチュートリアル「Master Car Creation in Blender」を続けている。
非常に根気がいる作業である。また作業を始める前に非常に気合がいる。作業がすごくストレスフルである。イライラしてすごく食事量が増えてしまう。楽しむためにやっているのに、これは本当に楽しいのだろうかと自問自答の日々である。
目標としては、無機物、有機物万物すべてを自由に作りたいのである。そのためには最低限の知識がいるのでいまはそれをやってる段階である。
自動車ほど複雑な無機物はそうそうないと思うので、自動車ができれば無機物ではある程度自由になれるという算段である。複雑な幾何学模様が組み合わさったモデルみたいなものはあまり興味がないので、作れなくてもべつに構わない。
前回こういう手順でやれば、効率が良いのではないかと考えたのが以下。
①作成モデルの形状ざっくり理解
②どのような考えで(どのようなとっかかりから派生して)その形状を作っていくのか理解
③作成モデルの完成形を再度イメージできるようにする(紙に描いたりする)
④全部完全に再現しなくてもいいので(一部や代替物でいいので)、要素毎にtipsを自分の手で再現して確認
⑤ほぼ完全再現を目指して作業し、取りこぼしを確認
こんな難しいことを考えずとも、単に作って曖昧な部分を動画で確認してまた作ってというのを繰り返すだけでよい気がしてきた。上記はまあ意識する程度で。
以下動画で学んだことや気づいたことを、整理せずに羅列していく。
・モデルを作る根本的な戦略としては、完成イメージを思い浮かべたあとは、簡単な図形を組み合わせて概形をつくる。
・三面図を活用する。一括で頂点を選択するのに使用したり、縮小・拡大などで。工業製品は部位ごとに各三面図が活用できがちなので、作成前に三面図を最大限活用した作り方をイメージしておく。
・原理的には、3Dモデルは頂点があり、それをエッジが結び、その中を面が覆うというそれだけである。複雑にポリゴンが重なろうがモディファイヤーを使おうがそれだけである。メッシュアップモデリングでは自分でどういうポリゴンの構造になっているか常に把握しておく。
・3Dカーソルで、ほかのモデルの原点位置をコピーして利用することができる(3Dカーソルがモデル間の原点位置の取得・適用の媒介になる)。
・ベベルなどが使用できない場合は、ポリゴンが壊れていがち(未接続になっている頂点やエッジがある)
・モディファイヤーがうまく反映されてない場合、法線が逆になっていがち
・ベベルまたはサブディビを使用した工業製品モデルの場合、(スムーズシェードにするとわかりやすいが)法線の向きが変になりがち。そのためインセットをほぼ必ず使用する。
・(ソフトの仕様変更などで)動画の通りに行かない部分は必ずあるので、そういうことはあるものとして対応。また単純にモディファイヤーに対する理解不足でうまくいかない部分があるので、都度確認・練習が必要である。
・せん断(shear)、ペアレント、ラティス変形、シュリンクラップ、頂点グループなどは中級テクニックだと思うが、機能は単一で単純でも言葉だけの説明でしっかり理解することは不可能なので、自分で手を動かして慣れるしかない。
・拡縮のときバウンディングボックスかアクティブ要素基準かの使い分けに慣れる。
有益なブレンダー操作Tipsまとめ↓
進捗
現在の進捗(ワイパー)。ほとんど完成に近づいているが、動画を見ずに一からやるとまだ躓く部分があるのでもう一度ぐらいフルスクラッチで作る必要がある。
これに習熟したら、ほかのパーツも楽についていけるのではないかと期待している。そうであってほしい。そうであってくれ。
次からは一チャプターをさらに複数のシーンにわけて学習していく。
考え
自動車ほど複雑な無機物はそうそうないと思うので、自動車さえ、このチュートリアルさえ繰り返しやっていれば、技術は身につくのではないかと思う。しかしこれには一つ問題がある。一回やったことをなんべんもやってもなにも面白くないということである。新しいものを作って完成させられるから面白いのである。やはり自分でもなにかしら並行して作る必要がある。
次やるチャプター
・chap5 tweaks
・タイヤ
・ライト
・リム
・ブレーキディスク
・カーペイント
・レンズ(ライト?)
現在のスーパーでの梨の値段と酵母エキスの状況について
今現在、数か月前よりもスーパーでの梨の売値が安くなっているようである。
以前品種不明(幸水?)の小さいやつが近所の激安スーパーで250円だったが、今は小さめのあきづきが一個130~165円ぐらいで売られている。
ただしこのスーパーは近隣で最安を誇るが、おそらく競りでC級、B級ばかりを引き取っている感じで、この梨も一玉が小さく、痛みまくっていた(これほど傷んでいるものは梨街道には売ってなかった)。
買わないし、食べてないので推測になるが、梨街道のサービス品(キズもの)の方が段違いに高品質だと思う。しかもこれより安い。
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新しい世界はどんな世界?
今の狂気とインチキの世界が終わったらどんな世界がいいだろう。
やっぱり一日のんびり暮らしたい。
何をしても、しなくてもいい世界。
朝起きて、その日にやることを自由に決められる世界。
自分の住む街や家を美しいデザインに作り替えたい。視界を遮るようなビルはない。植物を街中いたるところに植える。
木や石でできた落ち着く感じで、なおかつ美しい家。歩道も切り出したきれいな石を敷き詰める。
環境のまとまりごとに村を作って、村単位で生活する。外からの命令や干渉は受けない。
村では頻繁に祭りやコンテストを開催する。
ゲーム(デジタルやアナログ、体を動かすスポーツ)をしたり、釣りをしたり、山を探検したり、海を探検したりして毎日遊んで暮らす。
子供は毎日嘘や役に立たない情報を教えられることはない。モンテッソーリみたいに自分の興味のあることや熱中できることをずっとやり続ける。
好きな人のところに行って飽きるまで話し続ける。時間や仕事に追われることはないからずっと話していられる。夜になったら、穏やかな光を灯した家で飲み物を飲みながらまた話つづける。祭りやコンテストの計画を話し合うのも楽しそう。
インチキの手口については地球上のほぼ全員が体系的に詳しく深く履修しているので、もう引っ掛かることはない。
行きたいところにはどこでも行ける。自分の村の人も外の村の人も明るいエネルギーにあふれている。
朝が来て、夜が来て、また朝が来て、ずっと夢のなかにいるような毎日で、起きてる時が夢なのか、寝ているときが夢なのかわからないような生活を続ける。
まだ俺がただの子供だった頃母さんが歌を歌っていたそれは俺が一人前に成長した今でも 俺の魂の奥深くに残ってる曰く この列車は栄光に満ちているこの列車は栄光行きこの列車は栄光行きこの列車は不浄なものを運ばないこの列車は栄光行きThis Train / The Wailers
ワイパーが完成した
わかりにくいが、ブレード部がフロントガラスの湾曲面に沿って湾曲している。
あと本物のワイパーと同じように結合部で稼働する。(一部の小さいパーツは作成していないものものある)。
一チャプターだけだが、なんとか完走した。一時間程度の動画。
告白しよう、これをやるのに4~5日かかった。英語学習の時間も含むが。実稼働時間はそれほど長くなく、8~12時間というところだと思うが、ストレスフルでなかなか連続作業できなかった。
どうやったら効率よくできるだろうか?思うに"理解すること"につきるような気がする。
まずゴールとなる完成モデルを細部まで覚える。完成モデルがどういう形をしていて、三面図からどのように進めてその形にもっていくかみたいなことを理解する。
あとは細かいtipsが大量にある。
・3Dカーソルと原点の設定テクニック
・プリンシパルモデルから目的の形状に変形させる戦略
・ベベルとサブディビの使い分けの考え方
・ベベルの使いどころ
・しわをよらせないためのインセット
・工業製品の特徴的な形状:ポリゴンの切り方とサブディビの組み合わせ
・ペアレント設定
・ラティス変形
・頂点グループの使用テクニック
・頂点グループとシュリンクラップの組み合わせテクニック
これらを自分のものにしようと思ったら、自分でモデルの作成問題を作って自分で日頃からいろいろガチャガチャ試すみたいなことをしなければ自分のものにならないだろう。
ストレスを感じず、楽に進めるにはどのようにすればよいのだろうか…。
勘所としては「どういう考えで、何をしようとしているか」をちゃんと理解する、そしてそれを自分でも再現できる、本当にそれに尽きるのだけど。
う~ん…。
動画を行きつ戻りつが本当に面倒くさくてストレスが天元突破し、やってられないのだ。
次回試す方法
①作成モデルの形状ざっくり理解
②どのような考えで(どのようなとっかかりから派生して)その形状を作っていくのか理解
③作成モデルの完成形を再度イメージできるようにする(紙に描いたりする)
④全部完全に再現しなくてもいいので(一部や代替物でいいので)、要素毎にtipsを自分の手で再現して確認
⑤ほぼ完全再現を目指して作業し、取りこぼしを確認