自動車モデリングとの格闘④

教材「Master Car Creation in Blender」に取り組んだ記録。

 

ワイパーをフルスクラッチで作り直す。たぶん6~7回目ぐらい。

完成度90%ぐらい。まだ

・アームとブレードの結合部の穴のあけ方

・第二アームにベベルがかけられない原因

がよくわかっていない。さらに言うとブレード形状はリファレンス図がないと正確に再現できない。しかし手ごたえを感じる程度には自分で作れるようになってきた。

 

☆今回の塗りなおしで理解できたTips☆

・ミラーモディファイヤーは本当に原点からもう半分を作るという機能なので、境界部分のメッシュが閉じている場合、削除しなければ求めるモデルは得られない(このチュートリアルだとブレード部)。

・スケールsをするときshift+YでY軸の縮尺だけロックして拡縮できる。ぽろっと紹介されているが必須の機能(もちろんX~Zも同様)。

・ラティスへペアレント設定するとき、ラティス変形と普通のペアレントの両方を設定できる。後者はただ位置関係を拘束したいとき。

 

このチュートリアルを攻略する方法としては、単純に何度も塗りなおしするしかなさそうだ。めんどっちい要素を見つけて、それを狙い撃ちするように最小の作り直しで何度も塗りなおしすると多少効率が良いかもしれない。

 

機能やモディファイヤーの意図がいまいち分からない状況があって、なんか取り残された気分になる。たとえばミラーモディファイヤーの「既存モデルに接続して本当に鏡面モデルを作成するんだぞ」という設計意図など(鏡面モデルをつくることは最初からわかっているが、境界の形状を把握して、それに接続するという仕様を理解するのに時間がかかった)。こういう設計意図も最終的にはカバーできるといいのだけど。

 

☆これからやること☆

・作成中はパーツのプロポーションを意識

・3Dは触らないと確実にすぐに忘れるので備忘録のつけ方を考える

・表示切替などショートカットの整備

 

☆ストレスなく作業するには☆

・やることはただ何度も塗りなおしするだけ。だから途中の不備はあまり気にしない。

・集中力がどうしたって必要なので、Youtubeなどの動画を並行して見ない。ブラウザは閉じて作業。

・作りたいものは技術が足りてなくても並行して作ってしまう。そのためにこのチュートリアルは存在している。この技術はたしかに習得難易度は高いが、公開されている以上この技術自体にもはや優位性はない。意味がない。今日日、高品質な車のモデルを作ってもだれもなにも思わない(CG関連の一部の人たちを除く)。「そういうもんなんでしょ?」と思うだけ。別のことに利用して初めて意味があるのだと思う。

・ブログに苦労を書きまくる。書いてないとやってられない。