クラフトコーラを作ったらええんじゃ

飲んだことはないが、猛烈にクラフトコーラが飲みたくなった。体が滋味深い味を求めているのだ。

ネットに数多あるレシピを見比べてみた。

それらをまとめて自分が有望と思うものに再構築してみた。

材料A

水400ml

カルダモン6g(20粒)(半分に割っておく)

レモン1個(5mm間隔でスライス)

材料B

ナツメグ(パウダー)5振り

コリアンダー(パウダー)5振り

バニラエッセンス5振り

シナモン0.5g

ライム1個(5mm間隔でスライス)

1. 材料Aをフライパンに入れて火にかけ、煮立ってきたら弱火で10分。自分はなんとなく落し蓋をした。

2.粗熱をとって、材料Bを投入。ライムはなんとなく、煮立たせずに生汁を入れたほうがよさそうに思えたのでこのタイミングで投入。

3.容器に移し、冷蔵庫で一晩寝かせる。

初めて作るため、標準的な味が知りたい。そのためなるべく標準的な材料にした。

砂糖は三温糖がもっともドリンクに適しているように思えた。グラニュー糖はピュアすぎてなにか物足りない。キビ砂糖は美味いが独特の風味がついてしまう。

ちなみにスパイス類について、カルダモンはコーラそのものの香りと風味という印象を受けたが味はそれほどしないと思う。クローブは臭いもきつく、噛んで味わうと強烈な刺激感がある。歯医者の治療中に歯に塗られる薬品で舌で触ったらあかんやつの味がする。

コリアンダーを味見したところクラフトコーラの味や風味に寄与するのか疑問だったが、後味がなんとなく滋味深くなるような気がしたし、なにも入れないと味にパンチが足りないように感じたので入れといた。

ナツメグもコリアンダーと似た感じだがコリアンダーよりはパンチが効いていた。

シナモンは入れすぎるとすべてがシナモン味になるため注意が必要だ。

ガラムマサラは味見をしてみて辛みが強かったため、今回は投入せず次回にまわす。

ライムは天国のように爽やかな香りがする。「マジで？」という香りだ。

一晩寝かせたものに炭酸水を加え…

できたかも！！

味のほうは…

おいしいかも！！…と言いたいところだが…。

なんか足りない…。パンチが足りない…。

シロップ量に対する砂糖の比率はもっと下げてよさそう(スパイスのエキス量に対して甘すぎる感じ)。

ライムは爽やかというより苦味が出てしまっている。ライムの個体の問題か使わないほうがいいのか…。

クローブ、ナツメグ、コリアンダー、シナモンは量を減らす方向で再考。入れすぎでくどくなってしまっている。あとシナモンは粉ではなくホールのほうがいい。

レモン果汁・ライム果汁は今度は飲む直前に入れてみて確認。またレモン・ライムを入れないバージョンでショウガを入れてみて確認。

私はいままで何をしてきたのか。ドリンクは自分で作ればよかったのだ。

毎回自分で作れば、毎回新しい味に出会えて楽しいではないか。あと値段分の滋養分が摂れる(市販品は利益を出すために非常に安価な原料で作られた工業製品だ)。