梨酵母できたかも!
以前記事にした梨酵母の培養計画。
初めてやるので、どうなれば成功なのかわからない。
9/23に作成したので今で九日間経過している。
一週間、毎日蓋を開けて空気に触れさせた。
次が失敗した場合の特徴らしい
・酸っぱい臭いや悪臭がする
・炭酸ガスが発生しない
梅干しのような臭いは若干したのだが、きつくもなく、悪臭でもない。
なにより炭酸ガスが発生しまくっているのだ。
経過として1~2日目まではほとんどガスは発生しなかった。
3日から炭酸ガスが発生しはじめ、4~5日目は吹き出すほど大量の炭酸ガスが発生した。ここで完成とする場合も、炭酸ガスが発生しなくなるまで継続する場合も両方あるらしい。結局7日間常温で保存し、炭酸ガスが発生しなくなって冷蔵庫に入れた。
底には「澱」と呼ばれるものが大量に溜まっている。成功する場合にもカビが発生することもあるようだが、カビは発生しなかった。
臭いは冷蔵庫に保存すると梅干し臭が消え、フルーティだが、微かであり、文献にあるような「さわやかでフルーティ」とはっきり意識できるレベルではない。
味もみておこう
お腹が痛くならないことを願い、飲んでみる。
なぜ飲むのか?
そもそも酵母とはなんなのか。それを知らないのでとりあえず飲んでみるのである。
飲んだ感想は、よく言えば梨炭酸ジュース。しかし甘みは微か、ほぼないと言ってよい。それよりも皮や芯の渋みの方が強い。なんかレモン汁を飲んだ時のようにシャッキリするような、目がギンと冴えるような感覚があったことを記録しておく。しかしこの酵母汁にレモン汁のような強い刺激はない。にもかかわらずある種の衝撃があったのである。
こうして培養した酵母は普通パンを作る時に使うらしい。
小学校のときに毎日食べた(食べさせられた)パン。こうやって出来ていたのか。
要するに酵母菌に小麦を文字通り食わせるのである。その過程でパン生地が膨らむのである。なんとも言えない製法ではないだろうか。