裏切りの本質は嘘である説
いままでたくさん裏切られた。
むしろ裏切らない人の方が少ない。
けど裏切りってなんだろう。
心が離れたときにそのことを伝えれば裏切りにならず、伝えずいきなり行動にでれば裏切りになる。
悪いのは心が離れていることを隠して、表面上は違うようにふるまい、だまし討ちすること。つまり嘘である。
裏切りは実際の心情のことではなく、嘘という行動もしくは選択であるようだ。
嘘…。嘘…。
以前も書いたがあらゆる嘘は本質的犯罪である。
自分の言動に嘘がないか、相手の言動に嘘がないか。嘘に敏感であるべきなのかもしれない。
嘘とはなんだろう。保身だろうか。嘘はなにか形のないものを相手から盗んでいる。
つまり嘘はエネルギーを他人からテイク、テイク、テイクしながら他には渡さん!ってことをやっているのだと思う。
人からエネルギーをテイクして両手いっぱいに持っておきたいのが嘘という行動なのではないか。エネルギーの授受契約上の詐欺である。
エネルギーを持っておきたいとその人なりに考えた結果、嘘という行動になるのではないか。恐怖や苦痛を避けようと思って、嘘をつくことも多い。これは結構難しいことだと思う。日ごろから噓をつかないことをかなり意識していないと避けるのが難しい。しかし嘘は嘘なのである。
だから裏切りには、快楽犯もいれば、苦痛から逃れたくて裏切る人もいるというわけである。そう考えるとほとんどの人が裏切るのも筋が通る。
人を欺き裏切ってきた人は自分を守ろうとしていたのかもしれない。
しかし嘘をつく前にそもそも答えないという選択もとれるわけだ。なぜ嘘まで行ってしまうのだろう。
嘘はなによりも自分の意志や認識を捻じ曲げている。それ以上に悪いことなんかないのかもしれない。人がつく嘘の背後にある本心は周りから見ると、可能性としてあり得ることの範疇をでない。だから嘘をつかなくても、実際は大丈夫なのだろう。嘘は恐怖と背中合わせだ。嘘は恐怖のためにエネルギーを盗むことかもしれない。つまり自分のエネルギーが失われたから、相手から奪おうとする行動なのかもしれない。
つまりつまりエネルギーの欠乏を感じて他人から奪おうとする行為の物質的現象の一形態が嘘や裏切りなのだ。そう考えるとかわいそうではある(※本質的に善人に限る。いわゆるエネルギーバンパイアという存在を除く)。
人の気持ちをよく考えて行動する人は周りから好かれがちだが、本質的にはエネルギー授受の実態を見つめているのかもしれない。エネルギーのことはみんなが知るべき知識かもしれない。