不細工なのはなぜ
人の手の形をまじまじと観察したことはあるだろうか。
手は不思議である。
みんな同じような形をしていてあまり個性がないのである。
たまに親指の爪の形が人とは変わっている人がいるがせいぜいそれくらいである。
女性の、指先にいくほど細まっていく繊細な感じのする指も、爪の形を手入れしているためにそのように見えるだけで、よく見ると男の手とそれほど違いはないのである。
顔のバリエーションの多さに比べると、手は不自然なほど似通いすぎている。
人はなぜ美貌の人や不細工な人がいるのだろう。私は鏡をみて「もっとかっこよかったらなー」と思ったことは何度もある。
これって変ではないか?
美貌であることが完全に善であるならなぜ皆 美貌に生まれてこないのだろうか。
単細胞から分化して人になることに比べたら、少し鼻梁を高くしたり、小鼻を小さくしたり、鼻と口の間の間隔を狭めたり、顎のラインをシャープにしたりなどは問題にならないくらい簡単なことのはずである。
私は答えはひとつしか残らないと思う。つまり
「不細工であることを意図的に選択して生まれてきた」のである。
信じられるだろうか?
ところで「バイオハザード」のナイフクリアという遊び方をご存じだろうか?