大衆と人々

大衆を取り巻くものは無惨で、狂っている。

 

以前も書いたが、連中の手下の芝居を俎上にあげる者は、自分では良識を持っているつもりでも実際には連中に与しているのである。

 

人々と大衆はべつものである。

人々はただの歩みである。正しいとか間違いとかとは別の次元にある。

 

エナバンの詐術がいたるところに張り巡らされていることを確認できたことで、大衆にむけられた情報の一切を捨てる決心がついた。