滝行体験記

かなり前になるが滝行をしたときのことを書く。

動機はなにか意味があるように感じたため。

場所は関東とだけ。専用の服やインストなどの費用がかかる。

 

滝のある場所は山奥だが道路が整備されていてアクセスしやすい。

やり方は全部先導にしたがった。先導は坊さんだった。

自分のほかに10名ぐらい参加者がいた。自分以外全員、高級車で乗り付けてきた。非常に社交的で、機微に敏感な感じが見受けられた。若い人から中高年の方までいたがほとんどが若い人だった。ちなみにその日は平日の昼間だった。

 

時期は真冬の12月下旬。半端じゃなく寒かった。

諸々省略するが、滝のなかにいる間はあまり息ができない。理由はよくわからないが、全身の筋肉が寒さに対応するため収縮して、呼吸するための生理的リソースを奪われるのと空間に空気よりも水の方が多いからではないかと思う。

 

指示された作法については釈然としないところが多々あったが省略する。

 

やってみた感じ。

滝行中、時間がスローに流れているような感覚があった。風景がとくに明るく感じた。

現実から浮遊する感じがあった。

 

やってみて意味があったか?

個人的な意見だが、べつにやらなくていいと思う。肉体に強いショックがかかる。あいまいな表現だが、やったあと自律神経系が一時的に乱れる。

あんまり意味がないことがわかったという意味があった。