ハリボテ世界にいた頃
ハリボテがハリボテであることは、けっこう明らかなのである。
それがハリボテであるかの判定は議論とか調査、検討する必要がなく、あきらかに自明なのである。見たまんまなのである。
しかし私は以前、ハリボテ世界でハリボテを信じていた。
そのころの私となにが変わったのか?
以前は、というより小さい頃はハリボテの判定をする必要がなかったのである。
いまはハリボテ、インチキ、嘘でインチキワールドの体面的な整合性すらとれなくなってきている。だから嫌でも気づく。
つまり私がというわけではなく、全人類的にそのような時期に来ているのだと思う。