CGソフトの習熟の性質
CGソフトを習熟するにあたって、以下のような性質があるのでは?と思っている。
例 : Fate/SN(ufotable)に出てくるような美しい雲を作りたい
ステージ1:雲っぽいものをなんとかレンダリング → すぐできる
ステージ2:雲の形状をイメージ通りにコントロールしたい → すごく時間がかかる
ステージ3:空に雲を浮かべて、光芒や色収差などをコンポジで合成して美しく描画したい→ものすごく時間がかかる
要するに理想に近づけば近づくほど時間と難易度が跳ね上がるのである。
なんでもよいので「雲っぽいもの」を表示するだけならすぐにできる。
形状をイメージ通りコントロールしようと思ったらめちゃくちゃ難しいと思う(やったことないが、おそらく)。もちろん形状をコントロールするためのツールはすべてそろっていて、やり方の情報もあるのにだ。
罠である。上記の内容に限らず、なんでも理想状態の50%以下なら比較的容易に到達できる。理想状態にたどり着こうと思ったら、これは永遠にたどり着けない蜃気楼である。
罠である。
「そういうもの」と思って始めるのであれば全然良いが、「できるっしょ😁」と思って無邪気に着手するとひどい目にあう。もし納期として設定してしまったら…😨
※上記の説は現時点での私の個人的な仮説である。