幽霊や妖怪はあえて見えないようになっている説
幽霊や妖怪は(仮にいるとして)人間の機能としてあえて見たり感じたりできなくなっているのではないだろうか。
なんというか、生者(しょうじゃ)の世界ではそういう情報は不要であるため、意図的に人間が自分自身で見たり感じたりできないようにしたのではないだろうか。
そういう世界はほかにもありそうである。
つまり人間にとっては不要なためあえて見たり感じたりしないようにした世界である。
そう考える理由は、実際に存在しているもののうち人間が知覚できる領域の方がはるかに小さいと推測されるため(あるいは意図的に知覚範囲を限定しているのかもしれない)。
このように考えると逆に人間がすること、すべきことというのはあらかじめ決まっているとも考えられないだろうか。生まれてしまったからただ生きるのではなく、ちゃんとこういう目的のために生まれてきたというものがあるのではないか。