やろうとしていることにストレスを感じる理由

計画を実行しようとしたときにストレスを感じる。そしてやりたくなくなる。

 

その理由は状況をコントロールしようとしているためではないか。

純粋にそれをやるという気持ちではなく、上手くやろう、完璧に完遂して成功しようという思いになってしまっている。

やったことないのだから、そんなこと思うだけ無駄だし、非現実的である。

 

思い返してみると、会社勤めのときは上司からこのプロジェクト絶対成功させろよという圧を散々かけられたし、さらにもっと前には受験を成功させなければ落伍者、人生終わりだぞとさんざん学校から脅された。

 

このときの心理は戦地にいく兵隊と似たようなものだと想像する

(ここを詳しく掘るのは収集がつかないし面白くないのでやめておく)。

 

あのころに戻って受験こそがまともな大人になる唯一の道と言われたらどうしようか。

その日に学校をやめよう。

 

またあのころの会社にいたときに戻って「このプロジェクト死ぬ気で成功させろよ」と言われたらどうしようか。

その場で退職届を書いて上長に渡し、二度と出社しない(そういう気持ちでいたらそれを察知してそのセリフを言われなかったろうけど)。

 

そして今「この資料を完全・完璧なものにしろ、できなければ生きていけない」と言われたら?

 

そうしたら「あんた誰?これ自体が遊びなんだよ」と答える。

だれかが決めた型にはまるのが成功なのではない。自分が思うように自分を表現するのが成功である。自分がどうおもしろいと思うかにだけ意味がある。

だから「この資料の完成度はてめえの生殺与奪にかかわる」と言われたら、口笛を吹きながらそいつから離れ、また自由に空想して、自分のしたいことをしだす。それだけ。

 

「これいいやん、これおもろいやん」を重ねていくだけ。だれかに絶対に気に入られたいと願うことではない。嫌われても興味をもたれなくてもけっこう。自分が本当に納得していれば。